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2020/03/02ひよっこ体験日記

第6回 マイカー点検教室


本日は「マイカーてんけん日」!
整備士さんが、実車をもとにマイカーの点検方法をレクチャーしてくれるマイカー点検教室にやってきました。
こののぼりが目印です。


そして今日はこの車!スバルのレガシィです。



まずは、ボンネットのあけ方。
二重ロックになっているので運転席のボンネットオープナーを引いて、ボンネットが浮いたら、隙間に指を差し込み、レバーを引いたらボンネットが開きます。
そうしたら、ボンネットステーをしっかりたてます。ボンネットが落ちてこないように注意です!

ボンネットのあけ方は、ブログの第1回で詳しくやりましたので、そちらも是非。


ウォッシャー液の点検です。
※出し方は車種にもよりますが、ワイパーレバーを手前に引くと、フロントガラスにウォッシャー液が吹きかけられ、汚れを落とすことができます。
ウォッシャー液のタンクは、フタにフロントガラスのマークが書いてあります。

補充する場合、原液のままでは濃すぎるので、水で1:1程度に割ってくださいとのことです。
※液は、車種専用のものがあるかもしれないので行きつけの整備工場に相談してください。


このウォッシャー液が空になった場合、フロントガラスが汚れた際に洗浄できず、視界が悪くなり事故につながる恐れがあります。
また、液が空の状態でワイパーを動かすと、モーターが壊れる恐れがあります!



ブレーキ液の点検です。
ブレーキ液は、ブレーキペダルを踏む力をブレーキの装置に伝える役割があります。

新品液と比較してみると、少し茶色っぽいことがわかります。
ブレーキ液には、0℃以下でも凍らず200℃でも沸騰しない等、温度変化に強い反面、空気中の水分を吸収しやすい性質の液体が使われています。水分を吸収し劣化したブレーキ液を使い続けると、気泡が発生し、ブレーキペダルを踏む力がブレーキに伝わりにくくなりブレーキの効きが悪くなる「ベーパーロック」現象が起こる場合があるそうです。

また、ブレーキ液が著しく減っている場合、ブレーキ系統で液漏れしている可能性もありますので、整備工場に相談しましょう!


バッテリー液の点検です。
バッテリーは、エンジンの始動や電気系統(ヘッドライトやパワーウィンドウなど)のために必要なものです。
バッテリーの中にあるバッテリー液も、上限・下限がありますので、見てみましょう。

車体を揺らすと、液が揺れて見やすいみたいです!

バッテリー液は、希硫酸という腐食性の高い大変危険な液体です。からだや衣服につくと大変危険です。
メンテナンスは、無理をせず、整備士に任せてくださいとのことです。
バッテリー自体が消耗品なので、定期的な交換が必要です。


冷却水の点検です。
冷却水はエンジンを冷却するために入れられていますが、水よりも沸騰しにくく凍りづらい「クーラント」と呼ばれる液体を混ぜた水が使われます。
ウォッシャー液と色と場所が似ているので注意してください!フタに「冷却水」と書いてあります。
液の色は、赤、青、緑、うすいピンク色…等があります。



液面が上限と下限の間にあることを確認します。(少し見づらい)
こちらも著しく量が減っている場合は、どこかで漏れている可能性もあるので、整備工場へご相談くださいとのこと。



エンジンオイルの点検です。
エンジンオイルの残量は、レベルゲージを引き抜いて確認します。
これもブログ第3回でやりましたね!


レベルゲージの先についているオイルをウエスなどで拭います。
このときに色の確認をします。オイルがソースのような茶色になっています。こうなるとそろそろ交換時期だそうです。


レベルゲージをオイルタンクに戻し、もう一度、引き抜きます。
この時、レベルゲージについているオイルが、上限と下限の間にオイルがついているか確認します。


ゲージを戻すときは、奥までしっかり戻します!
しっかり戻さないでエンジンをかけると、オイルが噴き出す可能性があり、危険だそうです。


最後に、注意事項です。
ハイブリット車・EV(電気自動車)は、高圧な電気を使っている車です。
エンジン内のオレンジ色で着色されている箇所や注意書きシール等が貼られている箇所は、高圧な電流が流れているので、触らないように気を付けてください。


これを機に、車に興味をもっていただいて自分の車のエンジン部分をのぞいてみてください!
とのことでした!

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